『異世界スーパーマーケットを経営します ー召喚姫と店長代理ー』
(※『スーパーな男』より改題)
昭和生まれ、千葉県在住。漫画家目指して活動していたが挫折、それでもクリエイターになる夢を諦めきれず小説の道へ。数年間の活動を経て受賞。他にも小説投稿サイト、小説家になろうにも作品を発表中。
- Q
-
小説(orまんが)を書こうと思ったきっかけはなんですか?
漫画を描こうと思ったきっかけは、小学校の頃、クラスメートが漫画を描いているのを見て、カッコイイと思い、真似したのが最初です。小説は、漫画家としての限界を感じていたとき、何度かストーリーは褒められていたので、小説家ならなれるかも、と思い切って方向転換したのがきっかけです。
- Q
-
えんため大賞でデビューしたいと思われた理由を教えてください。
(ex.賞金が魅力的、出身作家が好きだったなど)色々な賞に応募したのですが、僕の作品を一番評価してくれたのがえんため大賞だったからです。年齢的にも決して若いとはいえないので、一刻も早く作家になりたかったというのも大きいですね。
- Q
-
今回の受賞作のアピールポイントはどこですか?
また、執筆・応募にあたって気をつけたことがあれば教えてください。アピールポイントは、惣菜をはじめとする食べ物を食べるシーンです。読み終えた人が、思わずスーパーに惣菜を買いに行きたくなるような作品を目指して書きました。気をつけたことは、読者の方が読みやすい文章を書くことです。カッコイイ文章や思わずため息が漏れる文章が書ければいいのですが、そのようなスキルはないので、読みやすさを重視して書きました。
- Q
-
受賞が決まったとき、また授賞式に出席したときのお気持ちを教えてください。
受賞した時は、嬉しさよりもこれからだという思いの方が強かったです。当時は本屋でラノベ担当として働いていたので、新人作家の本が平均どれだけ売れるのかを知っていたので尚更でした。授賞式は、先輩作家の方々、挿絵を担当していただいたなかばやし黎明先生に会え、皆さんに祝福していただき、まさに至福のひと時でした。そして、同期の三人と会ってお話しできたのが良い刺激になりました。今度は、胸を張って先輩作家と言える立場になってこの場に戻ってきたいと強く思いましたね。
- Q
-
将来、どういう作家になりたいと思っていますか?
作品を読んでいただいた方の感情を揺さぶれるような作家になりたいです。面白いといわれる作品は、読んだ人を感動させたり、爽快な気分にさせたりと人の感情を揺さぶるのがとても上手だと思うので、そういう作品をできるだけ数多くお届けできるような作家になりたいです。
- Q
-
最後に、これから作家を目指す方へひと言アドバイスを!
おそらく先人の方たちが何度も言っていると思いますが、とにかく作品を書くこと。書いた作品を賞に応募することです。書いている途中で自分の作品が面白くないと思うときがあると思いますが、それでも最後まで書き切り、どこかに応募することが大事です。ひょっとしたら思わぬ結果を生む可能性もありますしね。後は、どれだけ酷評されても諦めないことです。折れない心で挑み続ければ、いつか報われる日が必ず来ます。ですから、とにかく数を撃ち続けて夢を叶えて下さい。